【揺花草子。】<その1926:木炭。> [自動転送]

 【揺花草子。】<その1926:木炭。>

 Bさん「今日は5月6日なのでゴムの話、

     とりわけ消しゴムの話をしますよ。」

 Aさん「消しゴムね。」

 Cさん「阿部さんは最近は消しゴムなんて滅多に使わないでしょ?」

 Aさん「あぁー・・・まあ、そうですねぇ。

     肉筆で字を書くってこと自体あんまりないし、

     あってもメモ程度にボールペンで殴り書く程度ですからねぇ。

     消しゴムの出番はありません。」

 Bさん「絵描き方面の人にはまだまだ身近な存在だと思うんだ。」

 Aさん「いやーでもそっち方面も最近はフルデジタルとかも多いでしょ?

     下描きからデジタルって人も多いって聞くよ。」

 Cさん「露伴先生みたいに下描きなしでいきなりペン入れから始める人もいるしね。」

 Aさん「あれは特殊すぎる例ですけどね?」

 Bさん「最近の消しゴムはだいたいプラスチック製だから

     ゴムは使ってないらしいですよ。」

 Aさん「あぁ、そうなの?

     じゃあ消しゴムって言い方はおかしいのか・・・」

 Cさん「規格上は『字消し』って呼ばれるそうよ。」

 Aさん「へえ、そうなんですね。」

 Bさん「そうなると『字消しじゃ画を消せないじゃないか!!』とか

     言い出す輩も出て来そうだけど。」

 Aさん「そう言う揚げ足をとりたがるのはきみだろ。」

 Bさん「ま、最近はそんなわけでゴムじゃないくせに消しゴムと名乗ってる消しゴムですが、

     さかのぼって昔は、パンを消しゴムの代わりに使っていたと言うよ。」

 Aさん「あぁ・・・あれだよね、デッサンとかの話だよね。

     美術科とか美大では今もデッサンの授業ではパンを使ってるって聞くけど。」

 Cさん「『聞くけど』じゃなくて『「GA」で見たんだけど』でしょ?」

 Aさん「(そうですけども!!!////)」

 Bさん「消しゴムと言うものが世に出たのは17世紀後半だそうだけど、

     ちょうどその頃って言えばフランス絶対王政最後の君主とされる

     ルイ16世の治下です。」

 Aさん「ほう、そんな時代。」

 Bさん「そして彼の妻であったのはご存知マリー・アントワネット。」

 Aさん「うんうん。」

 Cさん「腹ペコの人ね。」

 Aさん「それ違くないです?」

 Bさん「彼女の名言として今なお語り継がれる言葉。」

 Aさん「あぁ・・・」

 Bさん「『パンがなければ消しゴムを食べればいいじゃない』」

 Aさん「違うな!!???」

 使用済みのやつはちょっと厳しい。

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