医者が増えれば解決する問題ではない

医学部をたくさん作って医者を増やせばいいという話がありますがね、

いやいや、そんな簡単な話じゃないですよ。

いちばん簡単にいって、夜中に呼び出されないような科を選べばいいですよね。

美容外科とか。

健康診断施設に勤務するとか。

最初から「時間外勤務なしの非常勤」で務めるとか。

簡単です。

夜中呼び出されにくい科、ってのもありますよ。

内科と外科は通常当番で当直しているとして、

その他の科で呼びだされ筆頭は産婦人科

だって救急外来じゃないもん、普通のお産が夜中にあるもん。

あとは脳外科と整形外科。

交通事故がありますからね。

そしてキングオブ夜中診察、は小児科。

こどもはいつなんどき具合悪くなるかわからないし、

場合によっては「仕事に行く前に見てほしい」とか朝方6時ころ救急外来に来る

確信犯親がいますのでね。

たとえば夜中に耳に割りばしを刺したとか、耳鼻科が呼ばれることもないとは言わないけど、

少ないことは間違いない。

呼び出しの多い科の医者はだからちっとも増えないんです。

つまり特定の科が何度も呼びだされて過労死するのは減らない。

四国に獣医学部できても、卒業生はみーんな都会に出ていって

ちっとも四国に残らない、のと同じですよ。

■医師の残業規制、議論始まる=厚労省有識者初会合

(時事通信社 - 08月02日 17:30)